老人性後弯症(老人性円背)の擬似体験教材
ベルトを固定し、腰が曲がった状態を擬似体験します。
高齢による身体的機能低下のひとつである背筋の衰えや,椎間板の変性により起こる老人性後弯症状を体験します。
高齢者・障がい者のハンディキャップと全く同じ体験をすることは不可能なことです。感覚的に疑似体験をすることで,そのハンディキャップを理解し,心のノーマライゼーションについて考えを深める教材です。
【セット内容】
前かがみ姿勢ベルト・解説書
【仕様】
サイズ:フリー
本体:ウレタン、ポリプロピレン、マジックテープ
前かがみ状態とは?
老人性後弯症(老人性円背)は,加齢が原因で,多くの椎体間の椎間板が変性したり,骨粗鬆症で多くの椎体が押しつぶされる脊椎圧迫骨折によって起こります。また,変形性膝関節筋症をかばうために,円背になることもあります。
円背の高齢者は,常に前かがみの状態でずっと歩いているわけではなく,時々,立ち止まって背を伸ばしたり,腰かけて休んだ時に背を伸ばし,また円背の姿勢で歩き出すという歩行をします。