2学期の家庭科の授業は「体験」が鍵!
高校家庭

家庭科が他の教科と大きく異なる点は、「体験」を通して学ぶ教科です。多くの教科が、教科書や資料を用いて知識をインプットすることに重点を置いているのに対し、家庭科は「見る」「聞く」「読む」だけでなく、「作る」「食べる」「縫う」「育てる」といった五感を使った実習や体験活動が中心となります。
家庭科の学習指導要領でも、「知識や技能の習得とともに、生活を主体的に考え、実践する態度を育む」ことが重視されています。
2学期の家庭科の授業は「食生活」「衣生活」の授業が多く、学んだ知識を実習などで体験する事が多いと思います。「食生活」「衣生活」の授業のポイント、効率的に学べる教材などをご案内いたします。
目次
食生活

家庭科の「食生活」の授業は、単に料理の作り方を学ぶだけでなく、食を通じて健康で豊かな生活を送るための力を育むことを目指しています。「体験」をキーワードにポイントを紹介します。
五感で学ぶ、栄養と健康の「体験」
家庭科の授業では、栄養学の知識をただ暗記するのではなく、調理実習を通して五感で学びます。
見て、触って、匂いを嗅いで
食材を手に取り、その形や色、匂いを確かめます。野菜を切る音、お米が炊ける香り、だしの風味など、五感の全てを使って食の世界を体験します。この体験は、食べ物への興味や感謝の気持ちを育みます。
作って、味わって、感じる
栄養バランスを考えた献立を自分たちで立て、調理し、実際に味わうことで、栄養素の働きを体で理解します。「この食材はこんな味なんだ」「自分で作った料理はおいしい!」という感動は、健康的な食生活を続けるためのモチベーションになります。
失敗から学ぶ、問題解決の「体験」
調理実習では、思い通りにいかないこともあります。しかし、家庭科の授業では、こうした「失敗」こそが最高の学びの機会となります。
なぜ焦げた?味が薄い?
火加減を間違えたり、調味料の分量を間違えたりする経験は、次にどうすればうまくいくかを考えるきっかけになります。「なぜ焦げたんだろう?」「どうすればもっと美味しくなる?」と自ら問いを立て、解決策を考えることで、思考力と応用力が養われます。
グループで協力する「体験」
グループでの調理実習では、役割分担を決め、協力して一つの料理を完成させます。うまくいかない時には互いに助け合い、意見を出し合うことで、コミュニケーション能力や協調性が育まれます。
食を通して社会とつながる「体験」
家庭科の授業は、食が社会とどうつながっているかを「体験」的に考える場でもあります。
食品ロスの削減
旬の食材を使い、食べ物を大切に扱う工夫を学びます。調理実習で出た野菜くずなどをどうすれば減らせるか考えることで、食品ロスという社会課題を身近に感じることができます。
食文化の継承
行事食や郷土料理を実際に作ることで、日本の豊かな食文化を体験し、その大切さを再認識します。
調理実習以外でも学べるオススメの体験教材
食生活の授業は調理実習以外でも体験を通して学べる事が可能です。教育図書のデジタル教材やシール教材などで効率よく、楽しく学ぶ事が可能です。
デジタル教材
デジタル教材は生徒が直感的に操作でき、楽しく学べる教材です。多くの先生から「生徒の学びが活性化した」「今までにない生徒の気づきがあった!」など好評で学校現場のICTかに伴い、年々増えております。
①ミルミル献立計画(デジタル)

視覚で学ぶ!すぐにできる!献立づくりのアプリ
ミルミル献立計画は、「普段食べているものを、どのような組み合わせにすると良いのか」を視覚的に捉え、食事バランスの感覚を身につけて献立を考えられる事を目的にした献立シミュレーションアプリです。多くの先生方から「ざっくりと食事のバランスがつかめると良い」という声をもとに、直感的な操作で料理選択から保存、提出まで、説明なしでも使えます。
ビジュアルでわかりやすく、どこでも使える、すぐに使えるのがポイントです。
※日本食品標準成分表(八訂)対応
②ヘルシープランナー R

手軽に食事摂取基準、献立作成、栄養診断学習が可能
日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に対応した栄養計算WEBアプリ。パソコン、タブレットがあれば、いつでもどこでもアクセスしてご利用いただけます。食品群は6群、4群、どちらにも対応。料理メニューも1000メニューから選択、分量の調整、材料の追加・削除が可能です。結果は視覚的なグラフやチャーーとで表示します。
シール教材
シール教材は生徒は自ら手を動かし、試行錯誤しながら楽しく取り組む事ができるロングセラー教材です。グループワークにも最適です。
③New フードマスターシール

クイズ感覚で楽しく取り組める!「食品と栄養」の学習の導入に最適
台紙は栄養素、4つの食品群、6つの基礎食品群、食品成分表で使われる18食品群の4種類あり、シールを貼ったり、はがしたりしながら机の上で食品と栄養の学習ができます。学習のまとめができるワークシート付き。
④New 献立マスターシール

自分で考えた献立を使い栄養バランスを学ぶことができます
1日の献立を立て作成し、そのバランスを食事バランスガイドや栄養計算によって自分で考えた献立の栄養バランスを確認することができ、何度も貼りなおすことによって、バランスの良い献立を立てることができます。
ワークシート、食事バランスガイド付き
衣生活

家庭科の「衣生活」の授業は、ただ裁縫の技術を学ぶだけではありません。「体験」を通して、衣服を大切にする心や、環境に配慮する意識を育みます。
手先で学ぶ、衣服の手入れと裁縫の「体験」
家庭科の授業では、座学で知識を得るだけでなく、実際に手を動かすことで衣服の扱い方を身につけます。
洗って、アイロンをかけてみる
洗濯表示を見て、服の素材に合った洗い方を実践したり、アイロンがけに挑戦したりします。単に「洗濯機に入れる」だけでなく、どうすれば服が長持ちするかを考えるきっかけになります。
針と糸で「体験」する
裁縫実習では、玉結びや玉留めといった基本的な技術を学び、ボタン付けや裾上げなど、日常生活で役立つスキルを身につけます。既製品の服が、多くの人の手によって作られていることを実感し、モノを大切にする心が育まれます。
工夫で広がる、創造性の「体験」
裁縫の授業は、自分のアイデアを形にする「体験」でもあります。
オリジナルな作品作り
巾着袋や小物入れなど、簡単な作品作りに挑戦します。どんな布地を選ぶか、どんな形にするか、どんな飾りを付けるかなど、自由に工夫することで、創造性を発揮することができます。
修理を通して「体験」する
破れた部分を繕ったり、古くなった服をリメイクしたりすることで、モノを簡単に捨てない、持続可能な生き方を学びます。
衣服と社会を考える「体験」
家庭科の授業は、私たちの身近な衣服が、社会や環境とどうつながっているかを「体験」的に考える場でもあります。
素材の感触から学ぶ
綿、ポリエステル、ウールなど、様々な素材に実際に触れて、それぞれの特徴や長所、短所を知ります。
衣類が作られる過程を考える
私たちが着ている服が、どこで、どのように作られているかを考えます。ファストファッションが環境に与える影響や、SDGs(持続可能な開発目標)を意識した衣服の選び方について考えるきっかけになります。
衣生活の授業、被服実習でオススメの体験教材
①畳縁でつくる オリジナルポーチ

かわいくて、実用的!!「畳縁でつくる」教材シリーズ・No.1!
畳縁とは、畳の長辺に縫い付けられた織物のこと。軽くて丈夫な素材で、ミシン縫いでも手縫いでも縫いやすいのが特徴です。デニム生地と畳縁を組み合わせて自分だけのオリジナルポーチが作れます。ファスナーがすでに取り付けられているため簡単に作ることができます。日本製の織物・畳縁ですので伝統文化も学べます。
オリジナルポーチ以外にも、ペンケース、ティッシュケースもございます。
全10色
②布のボックス

生活に役立つものづくりの授業をしませんか?
ボックスに何を入れるかは、あなた次第!自宅に持ち帰って活用しやすく、保護者にも好評です。 カラフルなブロード地と、温もりと厚みのある帆布地のリバーシブル仕様のため、気分や用途に合わせてお楽しみいただけます。ミシン縫いで製作することを想定していますが、手縫いでも製作できます。(並縫い、半返し縫い、本返し縫いなど)。
③New カラーコーディネートシール

おしゃれの楽しさやTPOをシールでシミュレーション!
ファッションコーディネイトの色相を学べるシール教材です。寒色・暖色などの色相環、2色の配色の学習ができ、カジュアル・フォーマルなどTPOに合わせた配色など、コーディネイトの面白さを学べます。
ワークシート付き
家庭科の「食生活」「衣生活」の授業は、知識を覚えるだけではありません。「体験」を通じて、自分で考え、行動し、より良い生活を送るための力を身につけることができます。ぜひ、この貴重な学びを教材なども活用し実践してみてください。




