発達と保育 家庭020
基本コンセプト

●コンセプト
 学習指導要領に示された「目標」および「内容」に基づきながら、少子化が進むなかで高校生が、子どもを生み育てることの意義や親子関係の大切さを実感できることを目標としました。生徒が自ら考え、実践していけることを目指して、内容・構成・表現の充実を図りました。具体的には、以下の点に配慮しました。
  1. 全体的に親しみやすく、わかりやすい表現を取り入れました。それらは項目名、図表、イラストなどすべての紙面にわたっています。生徒が子どもをかわいらしく感じられるように、写真、イラストをできるだけたくさん掲載しました。
  2. 各節のはじめに、学習への効果的な導入を目指して「Introduction」を入れました。これから学習することについての期待感をもたせたり、事前チェックなどに利用できます。
  3. 生徒が、自ら考える具体的なネタとするために、随所に「コラム」を設けました。
  4. 重要な語句は、一目でわかるように太字にしました。

●口絵
  1. 実習を重視し、幼稚園実習や保育人形を使った入浴実習を取り上げ、実践的な態度を育てるための題材としました。
  2. 将来、子どもと触れあう職業に就くことを考慮し、保育士と幼稚園教諭の実際のコメントや写真を掲載し、学習に対する動機付けとなるようにしました。

●第1章 人間としての発達
  1. 人間は一生発達し続けるという観点から、人の一生のなかでの乳幼児期の重要性を実感できるように配慮しました。
  2. 歴史的な発達観・児童観の変遷を知り、高校生自身の発達観・児童観と対比できるように配慮しました。

●第2章 乳幼児の発育
  1. 新生児、乳幼児の生理的な特徴や身体発育について、写真、図、イラストを多用して、具体的に把握できるよう配慮しました。

●第3章 乳幼児の精神発達
  1. 乳幼児の精神発達の過程や特徴について、視覚的に理解できるように、効果的な写真、イラストを用いて記述しました。
  2. 生徒が身近なものとして乳幼児の精神発達をとらえられるように、コラムを設けて、具体的な問題やエッセイなどを取り上げました。

●第4章 乳幼児の生活
  1. 乳幼児の生活と世話について、できるだけ具体例をあげ、学習へ発展できるよう配慮しました。
  2. 現在話題となることが多い、テレビゲームやアトピー性皮膚炎について、コラムで取り上げ、生徒が自ら考えたり調べたりする材料としました。

●第5章 乳幼児の保育
  1. 保育の意義や必要性を理解した上で、心身の発達に対応した保育のポイントについて具体例をあげながら理解できるように配慮しました。
  2. 集団保育のなかで、将来的に子どもと触れあう職業の意義ややりがいが感じられるようにしました。
  3. 現在大きな問題となっている児童虐待について、事例を取り上げながら、その問題点や対策をコラムで取り上げました。

●第6章 乳幼児の福祉
  1. 子どもの福祉について、制度・法律などをわかりやすくまとめるとともに、これから展開していく福祉政策についても取り上げました。