「公共と家庭科、コラボしてみませんか?」
公民科と家庭科は、「18歳成年」とかかわりの深い科目といえます。「18歳成年」教育教材開発研究会は、公民科・家庭科をはじめとする先生方が協力・連携し、消費者教育だけでなく、青年心理学の観点からの「大人」、労働契約なども含めた自己決定、社会への参画意欲の形成など様々な視点から「あるべき18歳成年」への教材開発を行ってきました。本書は、研究会によって開発された、教科を超えたクロスカリキュラムを意識し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業メソッドを活用した教材の事例を多数紹介しています。本書の事例をお読みいただき、公民科・家庭科の垣根を越えて、新しい「大人」の授業を実践してみませんか?
商品情報!!
本書の構成
第Ⅰ部 「18 歳成年」をめぐる現状と課題
第Ⅱ部 開発教材の解説と授業実践例
- 第一分科会 大人になるとは?
・事例1 大人として他者とどのように向き合うべきか
・事例2 「性的自立」を考える
- 第二分科会 シティズンシップ
・事例1 校則を考える
・事例2 社会的孤立から家族と包摂について考える
- 第三分科会 法的責任
・事例1 「だます側」から特殊詐欺を考える
- 第四分科会 消費者の責任 ―『消費者すごろく』―
・事例1 家庭科での『消費者すごろく』実践事例
・事例2 「公共」での『消費者すごろく』実践事例
- 第五分科会 18 歳成年と労働法
・事例1 法と契約を柱に「労働」の過去・現在・未来を考える
・事例2 模擬労働審判を通じて労働法を知る・使う・考える
- 第六分科会 生活設計
・事例1 年表形式で人生を見通し、そこに学習成果を記録する―年表ポートフォリオ―
・事例2 家計資産をマネジメントする・金融の社会的意義を考える
第Ⅲ部 これからの教材開発の方向性
誌面の構成
本書のメインとなる第Ⅱ部では、「18歳成年」に関する6つの分科会に分かれています。各分科会では、解説に続いて、公民科と家庭科での授業の事例を紹介しています。
- 解説
- 事例紹介
①教材開発の背景
②教材の概要と授業設計
③授業実践
④生徒の感想
⑤成果とまとめ
デジタルコンテンツ
本書の一部が、本ページ下部の「サポート資料」よりダウンロードできます。
ぜひ授業でご活用ください。
第Ⅰ部 「家庭基礎」「公共」シラバス対照表 拡大版(PDF)
第Ⅱ部 各事例のワークシート(PDF)
編著者紹介
「18歳成年」教育教材開発研究会:編著
荒木秀彦(千葉県立船橋北高等学校)/石垣正純(千葉県弁護士会)/植村徹(筑波大学附属駒場中学校・高等学校)/小貫篤(埼玉大学)/杉田孝之(千葉県立津田沼高等学校)/黒葛原歩(千葉県弁護士会)/仲田郁子(國學院大學栃木短期大学)/長束倫夫(千葉県立小金高等学校)/野中美津枝(茨城大学)/塙枝里子(東京都立農業高等学校)/羽山和弘(千葉県立松戸向陽高等学校)/藤井剛(明治大学)/宮郷和也(千葉県立土気高等学校)/山室由美子(千葉県立国分高等学校)/若月温美(東葉高等学校)
※敬称略。五十音順。所属は2024年3月時点。
ダウンロード資料
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第Ⅰ部 「家庭基礎」「公共」シラバス対照表(p.10)
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第Ⅱ部 第一分科会 事例1資料(p.18)
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第Ⅱ部 第一分科会 事例1ワークシート1(p.18)
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第Ⅱ部 第一分科会 事例1ワークシート2(p.18)
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第Ⅱ部 第二分科会 事例1ワークシート1(p.48)
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第Ⅱ部 第二分科会 事例2ワークシート1(p.62)
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第Ⅱ部 第二分科会 事例2ワークシート2(p.62)
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第Ⅱ部 第二分科会 事例2ワークシート3(p.65)
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第Ⅱ部 第三分科会 事例1ワークシート1(p.72)
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第Ⅱ部 第四分科会 事例1ワークシート1(p.86)
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第Ⅱ部 第四分科会 事例2ワークシート1(p.99)
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第Ⅱ部 第四分科会 事例2ワークシート2(p.99)
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第Ⅱ部 第四分科会 消費者すごろく_オフ_すごろく盤
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第Ⅱ部 第四分科会 消費者すごろく_カード印刷用
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第Ⅱ部 第四分科会 消費者すごろく_ポイント印刷用
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第Ⅱ部 第四分科会 消費者すごろく_ルール
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第Ⅱ部 第五分科会 事例1ワークシート1(p.115)
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第Ⅱ部 第五分科会 事例1ワークシート2(p.116)
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第Ⅱ部 第五分科会 事例1ワークシート3(p.117)
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第Ⅱ部 第五分科会 事例2ワークシート1(p.130)
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第Ⅱ部 第六分科会 事例1ワークシート1(p.136)
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第Ⅱ部 第六分科会 事例1ワークシート2(p.136)
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第Ⅱ部 第六分科会 事例2ワークシート1(p.150)