2章 ふり返りテスト
問題に答え、この章で学習した内容を理解できたかどうか確かめてみよう。
Q 1
子どもの発達の特徴として誤っているものはどれか。
- ① 順序性があり,おすわりの次は必ずつかまり立ちへと発達する
- ② 中心から末梢へという方向性がある
- ③ 感覚・運動機能や認知機能などの側面が相互に関連して発達する
Q 2
発達障がいのある子どもの自立を支えるための教育はどれか。
- ① ユニバーサルデザイン教育
- ② 生涯発達教育
- ③ 特別支援教育
Q 3
出生後1年経つと,子どもの身長・体重は出生時と比べておおよそどれくらいになるか。
- ① 身長:1.5倍 体重:1.5倍
- ② 身長:1.5倍 体重:3倍
- ③ 身長:2倍 体重:3倍
Q 4
生後6か月頃から生えてくるものはどれか。
- ① 手根骨
- ② 永久歯
- ③ 乳歯
Q 5
新生児が授乳後に吐いたり,乳汁が口から溢れたりするのはなぜか。
- ① 保護者が授乳の仕方に慣れていないため
- ② 食道の動きが活発で,乳汁を必要以上に飲みすぎてしまうため
- ③ 食道の動きが不十分で胃の筋肉が成熟していないため
Q 6
生後3〜6か月頃まで乳児を感染症から防止する体内のしくみをなんというか。
- ① 能動免疫
- ② 受動免疫
- ③ 抗生物質
Q 7
新生児の体を持ち上げて急に下げると,両手をさっと広げて抱きつこうとする原始反射をなんというか。
- ① モロー反射
- ② 把握反射
- ③ 吸啜反射
Q 8
幼児期のものの捉え方の特徴である「アニミズム」に基づく行動の例として正しいものはどれか。
- ① かくれんぼで,目を閉じたら自分の姿が見えなくなると思う
- ② ぬいぐるみを並べて「いい子で待っていてね」と声をかける
- ③ 海は大男が水をこぼしてできたと信じている
Q 9
幼児期の言語の発達の説明として誤っているものはどれか。
- ① 「ワンワン,きた」は二語文である
- ② 1歳ごろから「マンマ」「ブーブー」などの喃語を話す
- ③ 2〜3歳くらいには「これ何?」などの質問が増える
Q 10
イヤイヤ期(第一次反抗期)で,子どもが激しく泣いたりかんしゃくを起こしたりしたとき,保育者として適切な対応はどれか。
- ① 教育のために厳しく叱る
- ② 相手にせずにそっとしておく
- ③ 子どもの気持ちを尊重して,温かく受け止める
あなたの結果は…
5/10
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | Q5 | |
|---|---|---|---|---|---|
| あなたの回答 | 1 ○ | 2 ○ | 2 × | 1 × | 2 ○ |
| 正解 | 1 | 3 | 2 | 3 | 3 |
| Q6 | Q7 | Q8 | Q9 | Q10 | |
|---|---|---|---|---|---|
| あなたの回答 | 1 ○ | 1 × | 2 × | 1 × | 2 ○ |
| 正解 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 |
解説
Q 1
子どもの発達の特徴として誤っているものはどれか。
答え
① 順序性があり,おすわりの次は必ずつかまり立ちへと発達する
解説
①子どもの発達には一定の順序性があるが,おすわりの次に必ずつかまり立ちになるとは限らず,子どもによって順番に個人差があることに注意したい。
(教科書p.30)
Q 2
発達障がいのある子どもの自立を支えるための教育はどれか。
答え
③ 特別支援教育
解説
③特別支援教育は,発達障がいのある子どもが学校や生活のうえで出合う困難に対応し,自立できることを目的として行われる。一人ひとりの個性を尊重し,その特別なニーズに対応しながら,子どもの成長に沿って学校間,家庭・学校・地域が連携して一貫した支援を行う。
(教科書p.31)
Q 3
出生後1年経つと,子どもの身長・体重は出生時と比べておおよそどれくらいになるか。
答え
② 身長:1.5倍 体重:3倍
解説
乳幼児の身体発育値は,こども家庭庁「乳幼児身体発育調査」のデータをもとにしている。個人差はあるが,出生時と比べて,おおよそ身長は1.5倍,体重は3倍くらいになる。
(教科書p.36)
Q 4
生後6か月頃から生えてくるものはどれか。
答え
③ 乳歯
解説
①手根骨は手のひらから手首あたりにある骨で,手根骨の化骨の数や形態から骨年齢を推測できる。②③生徒6か月ごろから乳歯が,6歳ごろから永久歯が生え始める。
(教科書p.37)
Q 5
新生児が授乳後に吐いたり,乳汁が口から溢れたりするのはなぜか。
答え
③ 食道の動きが不十分で胃の筋肉が成熟していないため
解説
③新生児の胃の容積はおとなの9〜10%前後しかなく,縦長の構造になっている。さらに,食道の動きが不十分で胃の筋肉が十分に成熟していないため,授乳に吐いたり,口から溢れたりする。
(教科書p.39)
Q 6
生後3〜6か月頃まで乳児を感染症から防止する体内のしくみをなんというか。
答え
② 受動免疫
解説
①母子移行抗体が胎盤や初乳を通して乳児の体に移行し,生後3〜6か月くらいで消滅するまでは感染症を防止する。これは受動免疫に該当する。②の能動免疫は,ウイルスや細菌などの異物に対して子どもが自身の体内で抗体を産生することで得られる。
(教科書p.39)
Q 7
新生児の体を持ち上げて急に下げると,両手をさっと広げて抱きつこうとする原始反射をなんというか。
答え
① モロー反射
解説
②把握反射は,手のひらを刺激したものを,全体重を支えるほど強い力で反射的にしっかり握る運動。
③吸啜反射は,乳首や指などが唇に触れると吸いつく運動。
(教科書p.40)
Q 8
幼児期のものの捉え方の特徴である「アニミズム」に基づく行動の例として正しいものはどれか。
答え
② ぬいぐるみを並べて「いい子で待っていてね」と声をかける
解説
アニミズムは,生物・無生物を問わず「存在するものはすべて生きている」と考えることで,選択肢では②が該当する。①は他人の視点でものごとを捉えられないこと,③は自然界のすべてを人がつくったと考える捉え方が該当する。
(教科書p.42)
Q 9
幼児期の言語の発達の説明として誤っているものはどれか。
答え
② 1歳ごろから「マンマ」「ブーブー」などの喃語を話す
解説
①1歳ごろから話す「マンマ」「ブーブー」などの言葉は,意味をもつ一語文である。喃語は生後5か月〜1歳未満ごろに「あーあー」「うーうー」「バババ」「ダーダー」といった発声が見られるものである。
(教科書p.43)
Q 10
イヤイヤ期(第一次反抗期)で,子どもが激しく泣いたりかんしゃくを起こしたりしたとき,保育者として適切な対応はどれか。
答え
③ 子どもの気持ちを尊重して,温かく受け止める
解説
子どものイヤイヤ行動は,1歳を過ぎた頃から自我が芽生えた成長の証であり,子どもなりに自分の力を発揮し,自分の欲求や考えを実現しようとしている。情緒のコントロールが難しく,かかわり方が難しい場面も多いが,保育者は子どものこだわりを尊重して,温かく受け止めることが重要である。そのかかわりを通じて,子どもは周囲との信頼関係を築き,社会性が発達していくのである。
(教科書p.45)