3章 ふり返りテスト
問題に答え、この章で学習した内容を理解できたかどうか確かめてみよう。
Q 1
「養護」とはどのような意味の言葉か。
- ① 養育と看護
- ② 扶養と保護
- ③ 養育と保護
Q 2
幼児期の子どもの排泄への保育者のかかわり方として,適切なものはどれか。
- ① トイレで排泄する習慣が完全につくまで,おむつを着用させる
- ② おまるや補助便座を使い,子どもが自分で排泄しやすいよう工夫する
- ③ 子どもがトイレで失敗しないように,つきっきりで世話をする
Q 3
授乳時に,乳児が乳首を吸う刺激によって分泌され,母乳の分泌を促進するものはどれか。
- ① プロラクチン
- ② オキシトシン
- ③ 免疫
Q 4
乳汁栄養の中の人工栄養について,説明が誤っているのはどれか。
- ① だれでも授乳でき,飲んだ量を正確に把握できる
- ② 母親の服薬の影響を受けない
- ③ 発育を促進するミネラル,ビタミンは母乳の方が多く含まれている
Q 5
子どもが生後5〜6か月ごろから離乳食を与えるのは,ある栄養素が不足しがちになるからである。不足しがちな栄養素として誤っているのはどれか。
- ① 脂質
- ② 鉄分
- ③ たんぱく質
Q 6
幼児の食事について,幼児の身体的特徴を考慮して,間食の際や運動遊びの後に行うことが大切なのはどれか。
- ① 午睡(昼寝)
- ② 水分補給
- ③ 食育
Q 7
乳児・幼児の衣服を選ぶ際のポイントとして適切なものはどれか。
- ① 幼児の衣服はフードや飾りで個性を表現できるものがよい
- ② 乳児の衣服は前合わせで襟のないものがよい
- ③ 乳幼児はこまめに着替えさせると体調を崩しやすくなる
Q 8
乳児が寝る場所の注意点として正しいものはどれか。
- ① ベビーベッドの中にぬいぐるみなどの小物を置かない
- ② ベビーベッドには柵を設けない
- ③ つり下げ式のおもちゃは子どもが遊びやすいよう顔の上に設ける
Q 9
アナフィラキシーの説明として正しいものはどれか。
- ① アレルギーを引き起こす原因となる物質
- ② 何の予兆や病歴もないまま,睡眠中の乳幼児が突然に死にいたること
- ③ 短時間のうちに全身にアレルギー症状が出る反応
Q 10
感染症の予防に関する説明として誤っているものはどれか。
- ① 予防接種の記録は母子健康手帳にまとめておくことができる
- ② 定期予防接種は,すべての種類の接種を同時に行う
- ③ 集団保育では,感染症の疑いのある子どもは別室に移動させるのがよい
あなたの結果は…
5/10
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | Q5 | |
|---|---|---|---|---|---|
| あなたの回答 | 1 ○ | 2 ○ | 2 × | 1 × | 2 ○ |
| 正解 | 3 | 2 | 2 | 3 | 1 |
| Q6 | Q7 | Q8 | Q9 | Q10 | |
|---|---|---|---|---|---|
| あなたの回答 | 1 ○ | 1 × | 2 × | 1 × | 2 ○ |
| 正解 | 2 | 2 | 1 | 3 | 2 |
解説
Q 1
「養護」とはどのような意味の言葉か。
答え
③ 養育と保護
解説
「養護」という言葉には,養い,育てる「養育」と,危険から守る「保護」の二つの意味が含まれる。保育所保育指針では,保育における用語について,「子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助やかかわり」と規定している。
(教科書p.52)
Q 2
幼児期の子どもの排泄への保育者のかかわり方として,適切なものはどれか。
答え
② おまるや補助便座を使い,子どもが自分で排泄しやすいよう工夫する
解説
個人差はあるが,1歳半を過ぎる頃から,子どもは尿意・便意を感じてまわりに伝えられるようになる。そこからトイレトレーニングを行う。その過程で,子どもがパンツをはきたがったり,トイレを自分でしたがったりするが,保育者は排泄の失敗をおそれず,子どもの意欲を尊重してじっくりとかかわっていくことが望ましい。
(教科書p.56)
Q 3
授乳時に,乳児が乳首を吸う刺激によって分泌され,母乳の分泌を促進するものはどれか。
答え
② オキシトシン
解説
妊娠中は,胎盤から出るホルモンで母乳の分泌は抑えられるが,分娩によって胎盤が体外に出されるとその抑制がなくなり,脳下垂体から①プロラクチン(ホルモン)が出て母乳の分泌が促される。また,乳児が乳首を吸う刺激で出る②オキシトシン(ホルモン)により母乳の分泌が促進される。
(教科書p.62)
Q 4
乳汁栄養の中の人工栄養について,説明が誤っているのはどれか。
答え
③ 発育を促進するミネラル,ビタミンは母乳の方が多く含まれている
解説
③ミネラル,ビタミンは,母乳より人工栄養の方が多く含まれている。一方で,母乳は消化吸収がよくアレルギーになりやすいほか,初乳には免疫物質などが含まれている。
(教科書p.63)
Q 5
子どもが生後5〜6か月ごろから離乳食を与えるのは,ある栄養素が不足しがちになるからである。不足しがちな栄養素として誤っているのはどれか。
答え
① 脂質
解説
生後5〜6か月になると乳汁栄養だけではたんぱく質・鉄分が不足しがちになるため,離乳食をとる必要がある。離乳が完了するまでの間は,乳汁栄養と離乳食で栄養を補う。初めはなめらかにすりつぶしたものを1日1回1さじずつ与え,徐々に調理形態を変え,回数を増やしていく。
(教科書p.65)
Q 6
幼児の食事について,幼児の身体的特徴を考慮して,間食の際や運動遊びの後に行うことが大切なのはどれか。
答え
② 水分補給
解説
幼児期になると活動範囲が広がって運動量が増えるほか,新陳代謝も活発になる。また,体重に対する水分の割合がおとなより高い。発汗により失った水分をこまめに補給し,脱水症になることを防ぐことが大切である。
(教科書p.67)
Q 7
乳児・幼児の衣服を選ぶ際のポイントとして適切なものはどれか。
答え
② 乳児の衣服は前合わせで襟のないものがよい
解説
乳児期の子どもには,着心地のよい素材で,気温に合わせて調節ができる衣服を選ぶ。汚れることが多いため,寝ている状態でも着替えさせやすいように前合わせで襟のないものがよい。心地よく過ごすために,こまめに着替えさせることも重要である。幼児期の子どもは活動量が増え,フードなどが原因で思わぬ事故につながることもある。危険につながる装飾や,動きが制限される衣服は避けたい。
(教科書p.74-75)
Q 8
乳児が寝る場所の注意点として正しいものはどれか。
答え
① ベビーベッドの中にぬいぐるみなどの小物を置かない
解説
①ベビーベッドの中に小物を置くと,窒息などの危険性がある。
②ベビーベッドの柵は転落を防止するために必要である。
③つり下げ式のおもちゃは,顔に落下したりひもが絡まって窒息したりする危険性があるため,顔の上を避けたい。
(教科書p.79)
Q 9
アナフィラキシーの説明として正しいものはどれか。
答え
③ 短時間のうちに全身にアレルギー症状が出る反応
解説
①アレルゲン
②乳幼児突然死症候群
(教科書p.85)
Q 10
感染症の予防に関する説明として誤っているものはどれか。
答え
② 定期予防接種は,すべての種類の接種を同時に行う
解説
①②定期予防接種は,種類によって接種時期が異なるものがあるため,スケジュールを立てながら行う必要がある。接種時には医療機関が母子健康手帳に記録するので,接種漏れがないように必ず持参したい。
③感染症の疑いがある子どもがいたら,飛沫や嘔吐物による感染拡大を防ぐため,その子どもを別室に移動させ,汚物処理の後の手洗い・消毒を徹底するとよい。
(教科書p.88)