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4章 ふり返りテスト

問題に答え、この章で学習した内容を理解できたかどうか確かめてみよう。

Q 1

中世以前の西欧や日本の社会において,子どもはどのような存在だったか。

  • ① 労働力として社会に求められ,安い賃金で働いていた
  • ② 大切な家族として愛情を注がれる存在であった
  • ③ 社会の一員として認められていなかった

Q 2

イギリスでは1802年,日本では1911年に定められた,子どもの就労や長時間労働を制限する法律・制度はどれか。

  • ① 労働基準法
  • ② 工場法
  • ③ 義務教育制度

Q 3

1989年に国連総会で採択された,子どもの基本的人権を国際的に保障するためのものはどれか。

  • ① 児童憲章
  • ② 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)
  • ③ 児童の権利に関するジュネーヴ宣言

Q 4

児童福祉法の第2条の中で,「?」に当てはまる言葉はどれか。
「?」は,児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。

  • ① 児童の保護者
  • ② 国及び地方公共団体
  • ③ 保育所

Q 5

児童福祉法のほかに,「児童福祉六法」に含まれるものとして誤っているのはどれか。

  • ① 児童手当法
  • ② 母子保健法
  • ③ 児童虐待防止法

Q 6

こどもや子育てを社会全体で支え,よりよい成育環境を保障するため,こども施策を総合的に推進することを目的として2023年から施行された法律はどれか。

  • ① 子ども・子育て支援法
  • ② こども基本法
  • ③ 児童扶養手当法

Q 7

児童虐待に関する説明のうち,誤っているものはどれか。

  • ① 暴力だけでなく,ネグレクト(育児放棄)も虐待にあたる
  • ② 児童虐待の相談は,児童相談所などが窓口となる
  • ③ 虐待を発見した場合,児童相談所への通告は任意である

Q 8

乳児家庭全戸訪問事業や乳幼児健康診査を実施する施設はどれか。

  • ① 保健センター
  • ② 家庭児童相談室
  • ③ 児童相談所

Q 9

保護者のいない子ども,虐待されている子どもなどを養護する施設はどれか。

  • ① 児童養護施設
  • ② 児童厚生施設
  • ③ 児童発達支援センター

Q 10

さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを,自宅に戻るまでの間,自分の家庭に迎え入れて,温かい愛情と正しい理解をもって養育する制度はどれか。

  • ① 養子縁組
  • ② 養育里親
  • ③ 一時保護
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解説

Q 1

中世以前の西欧や日本の社会において,子どもはどのような存在だったか。

答え

③ 社会の一員として認められていなかった

解説

中世以前の村落社会では,医学や衛生が発達しておらず,栄養状態の悪い子どもは幼いうちに死ぬことが多く,社会の一員として認められていなかった。18世紀の産業革命後は,労働力として安い賃金で長時間働かされた。子どもを家族として大切に育てるようになったのは,近代国家が形成され,医学・衛生が発達して社会が変容した19〜20世紀からである。
(教科書p.98-99)

Q 2

イギリスでは1802年,日本では1911年に定められた,子どもの就労や長時間労働を制限する法律・制度はどれか。

答え

② 工場法

解説

①労働基準法は,日本で1947年に施行された。子どもについては「原則として満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでの児童」を労働者として使用することを禁止している。
③日本では,1886年の小学校令で初めて「義務教育」という言葉が使われ,義務教育は3〜4年(尋常小学校を卒業するまで)とされた。
(教科書p.99)

Q 3

1989年に国連総会で採択された,子どもの基本的人権を国際的に保障するためのものはどれか。

答え

② 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)

解説

①児童憲章は1951年に日本で制定された。法的効力はないが,児童福祉の理念を国民全体の合意として表明し,関係する法令の解釈の指針を示した重要な宣言である。
③児童の権利に関するジュネーヴ宣言は1924年に国際連盟で採択された。第一次世界大戦で多くの子どもが犠牲になった反省から,発達や生存の保障などをうたっている。
(教科書p.99)

Q 4

児童福祉法の第2条の中で,「?」に当てはまる言葉はどれか。
「?」は,児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。

答え

① 児童の保護者

解説

児童福祉法では,児童を心身ともに健やかに育成する第一義的責任は,児童の保護者にあり,国及び地方公共団体は児童の保護者とともに責任を負うこととしている。
(教科書p.102)

Q 5

児童福祉法のほかに,「児童福祉六法」に含まれるものとして誤っているのはどれか。

答え

③ 児童虐待防止法

解説

児童福祉六法は,以下の6つの法律の総称である。
・児童福祉法(1947年制定)
・児童扶養手当法(1961年制定)
・母子及び父子並びに寡婦福祉法(1964年制定)
・特別児童扶養手当等の支給に関する法律(1964年制定)
・母子保健法(1965年制定)
・児童手当法(1971年制定)
(教科書p.102)

Q 6

こどもや子育てを社会全体で支え,よりよい成育環境を保障するため,こども施策を総合的に推進することを目的として2023年から施行された法律はどれか。

答え

② こども基本法

解説

こども基本法は,少子化や児童虐待など,子どもを取り巻く社会課題が複雑化する状況を背景として制定された。子どもに関する取り組み・政策を我が国社会の真ん中に据えた「こどもまんなか社会」の実現に向けた施策などについて定めている。
(教科書p.103)

Q 7

児童虐待に関する説明のうち,誤っているものはどれか。

答え

③ 虐待を発見した場合,児童相談所への通告は任意である

解説

①児童虐待の内容には,身体的虐待,性的虐待,ネグレクト,心理的虐待がある。
②近年では,児童虐待の相談窓口として,直接児童相談所につながる「児童相談所虐待対応ダイヤル(189)」が設置されている。
③児童虐待防止法の改正により,虐待を発見した場合,児童相談所の通告は義務となった。
(教科書p.103-104)

Q 8

乳児家庭全戸訪問事業や乳幼児健康診査を実施する施設はどれか。

答え

① 保健センター

解説

①保健センターは,市町村に設置され,母子保健業務を中心に担当し,新生児・妊婦訪問,乳児家庭全戸訪問事業や乳幼児健康診査事業などを行っている。
②家庭児童相談室は,福祉事務所内に設置され,家庭相談員などが子育ての相談などに応じている。
③児童相談所は,都道府県(指定都市を含む)に設置が義務づけられ,政令指定都市にも設置できる。虐待をはじめ,子どもの福祉に関するさまざまな相談に対応している。
(教科書p.104)

Q 9

保護者のいない子ども,虐待されている子どもなどを養護する施設はどれか。

答え

① 児童養護施設

解説

②児童厚生施設は,児童館や児童遊園など,子どもに健全な遊びを与えて,心身の健康を増進する施設である。
③児童発達支援センターは,障がい児を保護者の元から通わせて,日常生活における基本的動作の指導や独立生活に必要な知識・技能を与える施設である。
(教科書p.106)

Q 10

さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを,自宅に戻るまでの間,自分の家庭に迎え入れて,温かい愛情と正しい理解をもって養育する制度はどれか。

答え

② 養育里親

解説

①養子縁組は,養親と養子の間に法律上の親子関係を作り出す制度である。
③一時保護は,児童相談所に付属して設置される一時保護所が,子どもの生命・心身の安全の確保を第一に考え,虐待された子どもなどを家庭から一時的に離して保護することである。
(教科書p.107)

4章 ふり返りテスト
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