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集団保育の健康と安全クイズ

保育施設で子どもたちの健康と安全を守るために,保育者としてどのように行動するのが適切か考え,問いに答えよう。

Q 1

登園してきた子どものせきがひどく,ぼんやりしている。連れてきた保護者は「元気です」と言い張っているが,保育者はどう対応するのがよいだろう。

  • ① そのまま自分のクラスで預かって遊ばせる
  • ② その場で子どもの体温を測り,高熱なら自宅療養してもらう
  • ③ ほかの子どもとは別の部屋で預かり,熱が上がったら保育者が病院へ連れて行く

Q 2

クラスの子どもが土曜日にインフルエンザを発症したが,「熱が下がった」として火曜日に登園してきた。子どもは元気な様子である。感染症ガイドラインでは,「発症後5日経過,かつ解熱後3日経過が必要」とされているが,どのように対応するのがよいだろう。

  • ① 事務室などの別室で預かって様子をみる
  • ② マスクを着用させた状態で,通常のクラスで預かる
  • ③ 帰って自宅で療養するように保護者を説得する

Q 3

給食のサバの塩焼きを見て,3歳のAさんが「サバ,食べたことない。」と話しているのを耳にした。事前に保護者へ食物アレルギーのアンケートをしたが,Aさんの保護者は回答がなく,「仕事が忙しくて医療機関での診断を受けていないけれど,私はアレルギーがないので大丈夫です。」と言っていた。給食で食べさせても大丈夫だろうか。

  • ① 食べさせない
  • ② 一口与えて様子を見る
  • ③ ほかの子どもと同じように食べさせる

Q 4

4歳児のBさんが,保育中に突然,体がかたくなり,手足をガタガタさせたまま動けなくなってしまった。どのように対応するのがよいだろう。

  • ① 意識の有無を確かめるため,すぐに体をゆすって呼びかける
  • ② 脱水症の可能性があるため,水やお茶を口に入れさせる
  • ③ 顔を横向きにして寝かせ,服をゆるめ,安静にする

Q 5

子どもが鼻血を出したときの応急処置の方法として適切なものはどれだろう。

  • ① 椅子に座って口呼吸させ,出血した側の鼻の穴を指で外から押さえる
  • ② 鼻の穴にティッシュペーパーを丸めて詰める
  • ③ あお向けに寝かせて安静にする
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あなたの結果は…

5/5

Q1Q2Q3Q4Q5
あなたの回答1 ○2 ○2 ×1 ×2 ○
正解23131

解説

Q 1

登園してきた子どものせきがひどく,ぼんやりしている。連れてきた保護者は「元気です」と言い張っているが,保育者はどう対応するのがよいだろう。

答え

② その場で子どもの体温を測り,高熱なら自宅療養してもらう

解説

「子どものせきがひどく,ぼんやりしている」状態から,風邪やインフルエンザなどの感染症にかかっている可能性が考えられる。保護者には「仕事を休むわけにはいかない」などの事情があるかもしれないが,感染症だった場合,ほかの子どもや職員への集団感染が起こるおそれがある。その場で体温を測り,熱があったり,体調が悪かったりした場合には,保護者に連れて帰って自宅療養してもらうよう説得する必要がある。なお,登園時は元気だった子どもが保育中に体調を崩した場合,保護者に連絡して迎えに来てもらう。
(教科書p.88)

Q 2

クラスの子どもが土曜日にインフルエンザを発症したが,「熱が下がった」として火曜日に登園してきた。子どもは元気な様子である。感染症ガイドラインでは,「発症後5日経過,かつ解熱後3日経過が必要」とされているが,どのように対応するのがよいだろう。

答え

③ 帰って自宅で療養するように保護者を説得する

解説

インフルエンザなどの感染症は,解熱してからも2〜3日間は周囲への感染力があるため,熱が下がって元気な状態であっても,ほかの子どもや職員への集団感染を避けるため,登園させるべきではない。マスクを着用しても,子どもが口に入れた手からの接触感染が起こる可能性がある。なお,インフルエンザなどで登園停止になった場合,医療機関で診察を受けた際に「登園証明書」を書いてもらい,登園再開時に保育施設に提出するよう求められるところもある。
(教科書p.87,88)

Q 3

給食のサバの塩焼きを見て,3歳のAさんが「サバ,食べたことない。」と話しているのを耳にした。事前に保護者へ食物アレルギーのアンケートをしたが,Aさんの保護者は回答がなく,「仕事が忙しくて医療機関での診断を受けていないけれど,私はアレルギーがないので大丈夫です。」と言っていた。給食で食べさせても大丈夫だろうか。

答え

① 食べさせない

解説

保育施設では給食やおやつなどを提供する。そのため,食物アレルギーの原因となるアレルゲンを除去した食事の提供,誤食の注意,代替栄養を取らせることのほか,アナフィラキシーを起こしたときの準備と対応が必要になる。食物アレルギーについては,家庭で医療機関の診断を受け,事前に保育施設からアレルギーに関するアンケートなどの調査を行う。保育施設で「はじめて食べる」食物がないように保育者と保護者が連携することが大切である。サバは食物アレルギー食材として可能な限り表示することとされている20品目に指定されている。医療機関の診断をしていない場合は与えないほうがよいと考えられる。
(教科書p.85)

Q 4

4歳児のBさんが,保育中に突然,体がかたくなり,手足をガタガタさせたまま動けなくなってしまった。どのように対応するのがよいだろう。

答え

③ 顔を横向きにして寝かせ,服をゆるめ,安静にする

解説

6歳以下の乳幼児では,高熱を出したときに,熱性けいれんを引き起こすことがある。通常は5分以内に収まる。けいれんしたときは,嘔吐することがあるため顔を横向きにして寝かせ,服をゆるめるとよい。ゆすったりたたいたり,口を無理に開けたり,水などを口に入れたりするのは避けたい。
(教科書p.87)

Q 5

子どもが鼻血を出したときの応急処置の方法として適切なものはどれだろう。

答え

① 椅子に座って口呼吸させ,出血した側の鼻の穴を指で外から押さえる

解説

鼻から出血した場合,椅子に座らせ,口を開けて呼吸をさせ,出血している側の鼻の穴を指で外から押さえて止血する。ティッシュペーパーを詰めると,粘膜を傷つけたり,鼻の奥に入ってしまい取り出せなくなったりすることがある。鼻の中には入れず,外側に出てきた血をティッシュやタオルで拭き取るとよい。また,あお向けに寝かせると,鼻血がのどに流れ,嘔吐・窒息などのおそれがある。寝かせる場合は頭をやや高くして横向きにするとよい。
(教科書p.93)

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