ようこそ,ともに育ち合う保育の世界へ
子どもは、自分だけの力では生きていくことができず、まわりの人に支えられながら育ちます。
しかし、子どもは、ただ育てられるだけの存在ではありません。
子どもは、安心できる環境のなかで、自分を理解し受け止めてくれる保育者のもとで、
のびのびと遊び、育ちながら、新しい文化を生み出していく「主体的な存在」です。
保育者もまた、子どもたちから多くを学び、人として成長していきます。
保育者も子どもも、ともに学び育ち合う、魅力のたくさん詰まった保育の世界への入り口として、
新しい教科書をぜひご覧ください。
仕様:AB判/本文144ページ+口絵18ページ
子どもにかかわる職業に関連した、より実践的な技術が身につくような内容が盛りだくさんです。調理実習、被服実習はもちろん、「保育技術検定」についても詳しく紹介しています。
調理実習の題材として、豚汁うどん、ハンバーグ、にんじんゼリー、かぼちゃボーロ、お豆腐のパンケーキのつくり方を紹介しています。食物アレルギーに配慮したメニューです。
被服実習の題材として、乳児用スタイと、幼児用帽子の日よけのたれのつくり方を紹介しています。生徒がつくりやすいように、従来の「子どもの発達と保育」よりも細かく工程を分け、イラストでわかりやすく示しました。
公益財団法人 全国高等学校家庭科教育振興会の「全国高等学校家庭科保育技術検定」に挑戦できるページを新たに設けました。4種目に取り組む際のポイントや生徒の感想を紹介しています。
各章のとびらでは、保育所を訪れた高校生たちが初めての保育実習に挑み、さまざまな問題にぶつかる様子を楽しく描いた漫画で表現しています。
読みやすく共感しやすい漫画から授業を始めることで、自然に保育に関心を持ち、主体的に課題を捉えることができます。
ページ右上の「導入コーナー」の「Q(問いかけ)」から授業を始めましょう。授業の導入としてQRコードから読み込んで視聴できる子どもたちの動画もぜひご活用ください。
本文と資料は読みやすさを徹底的に追求し、要点を押さえた簡潔な文章にまとめました。AB判のワイドな紙面をいかし写真や資料もより大きく見やすく掲載しています。
節の最後に設けた「まとめ」では、それまでの学習を振り返りつつ、発展的に深めるための問いを設定しています。
冒頭の章とびらで見つけた課題に取り組むコーナーです。各節で学んだことを生かしながら、子どもとのやり取りをシミュレーションしたり、地域の取り組みを調べたりと、生徒どうしで協働する活動につなげることができます。
教師用指導書についての詳細は下記ページよりご確認ください。
https://www.kyoiku-tosho.co.jp/wp/instruction/6451/
代表著作者
編著者【五十音順】
編修者【五十音順】
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