東日本大震災を経験された福島県の先生方が、これから生きていくために必要な家庭科の授業の在り方を提案しています。地域や生徒の実態に合わせてご活用ください。
判型:B5判 176ページ
価格:本体2,500円+税
つくり手の会 編
「授業実践を行う上で特に重視した点は次の2つです。
○単元や題材の目標を明確にし、その単元や題材の目標を達成するため、一つひとつの授業の位置づけを明確にし、単元や題材の構成を工夫しました。
○単元や題材の目標を達成するため、1時間1時間ごとの授業のねらいを達成するための授業の展開を工夫しました。
上記の2点を重視した実践について、本事例集では基本的に1授業(1~2時間)について、「解説付きワークシート」および「学習指導案」で構成しました。
授業のねらいを達成するために考えた授業理論と、それを基に構成したワークシートを提案するのが、本実践事例集の目的です。」(『本実践事例集の特徴と活用法』より)
高校家庭科の新たな授業構築を目指した授業実践事例集
~福島の教員からの提案~
はじめに
特別寄稿 東日本大震災後の日々
本実践事例集の特徴と活用法
テーマ1 東日本大震災をふりかえる総合的な題材「生活を見直す」
テーマ2 「住生活の計画と選択」「生活における経済計画」「生涯の生活設計」を組み合わせた題材「生活設計と住まい」
テーマ3 よい食習慣の確立を目指して「朝食記録の活用」
テーマ4 食の自立を目指して「『自分でつくるお弁当の日』の取り組み」
テーマ5 共に生きるよりよい生活を目指して「育児期・高齢期」
テーマ6 男女共に生活を主体的に営む力の育成を目指して「高齢社会を生きる~居宅介護について考える~」
テーマ7 五感の覚醒から始まる食育「実験『おいしい!』を科学する」
テーマ8 食に関する総合力を育てる課題学習「貧血予防弁当をつくろう」
テーマ9 「育ち合う」関係的自立を目指した課題学習「乳幼児の子育てプラン」
「未来社会のつくり手」を育成する家庭科の実践
~学校家庭クラブ活動の指導~
執筆者一覧
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