Food Changes LIFE
食生活をデザインすることは、現在、そして未来の「生活」を”変える”ことにつながります。
ライフスタイルが多様化し、私たちを取り巻く社会の状況も日々変化する中で、
食生活をどのようにデザインしていけばいいでしょうか?
高校生が、自身の食生活を見直し、課題を発見して改善することができるように、
自分ごととして考え、生活を主体的に変えていける教科書を目指しました。
「わかりやすい」調理実習レシピ、「わかりやすい」紙面に特にこだわって編修しました。
食に関する知識と実践力が身につく一冊です。
仕様:AB判/本文248ページ+口絵10ページ+折込4ページ/オールカラー
①100品以上!幅広いラインナップのレシピ
和風料理、洋風料理、中国料理の定番の人気メニューから、行事食、多国籍料理のほか、話題のパンケーキや弁当献立など、100品以上のレシピを用意しました。献立から単品料理まで、幅広いメニューがあるので、目的や授業の進行状況に合わせて、選ぶことが可能です。より充実したレシピは、どれも「おいしさ」にこだわりました。生徒たちの興味をひくように、思わずつくって、食べてみたくなる写真にもこだわりました。
また、食材の知識が学べる「食材メモ」、「料理メモ」のほか、応用編の「やってみよう!」など、役立つポイントや豆知識も満載です!
②わかりやすいビジュアル調理工程
作業をわかりやすく伝えるために、1工程ずつイラストで示しました。また、イラスト内に食材名や切り方などの文字情報も入れているので、作業内容が視覚的にイメージできる作りになっています。
①SDGs、環境問題や多様性に配慮する視点
食生活の現状を多面的にとらえ、食生活全般に関する課題を発見できるように、SDGsの視点を取り入れました。「食品ロス」、「サステナブル・シーフード」、「フェアトレード」、「ハラール」などを取り上げています。環境問題、価値観やライフスタイルの多様化などを踏まえて思考を深められるように配慮しました。
②今を知り、課題を見つける視点
食習慣の乱れや生活習慣病の増加など、現代の食生活の課題をさまざまな角度から紹介しています。「朝食欠食率」、「糖質制限ダイエット」、「痩身願望」など、高校生にとって身近な問題も取り上げました。また、外食や中食などライフスタイルの多様化に関する資料なども掲載し、現状と課題を把握できるようにしました。
③食を通じて未来を考える視点
自然災害への対応が求められる昨今、災害時の食生活に関する情報、災害時の食に特化した調理実習題材を取り上げました(p.238-241)。さまざまな調理法を学ぶことは、未来に備えることにもつながります。また、培養肉など、未来の食生活に関する特集ページも用意しました(p.85、巻末特集8)。
①新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」に対応
各章扉に「CHECK」、章末に「Change life」というコーナーを配置し、主体的に学べる工夫をしています。
はじめに、「CHECK」コーナーで自らの食生活を確認し、学習後に学んだ内容をふり返り、「Change life」コーナーで、生活をどのように変えていくことができるかを考える構成になっています。
②学びを深める要素が満載!
主体的に考えたり、話し合ったりする「TRY!!」、世間で話題のテーマなどを詳しく解説する「column」、他教科連動にもつながる「実験」コーナーなど、主体的・対話的で深い学びにつながるコーナーを多数用意しました。
また、イラストのキャラクター(高校生のコウタ、ヒカリ、家庭科教員の工藤先生、坂口先生)が全編にわたり登場し、学びのヒントを出したり、わかりやすく解説したりするなど、学習のサポートをします。
①テーブルコーディネートやマナーの技術が身につく
調理実習だけでなく、食生活に大きくかかわるテーブルコーディネートやマナーなど、実用的な情報も充実しています。
日本料理、西洋料理、中国料理それぞれのコーディネートの基本や、季節ごとのデーブルコーディネートを写真つきでわかりやすく紹介しています。また、料理様式ごとのマナーやサービスなど、卒業後も役立つ情報も満載です。
②職業的な視点が身につく
職業に関する意識を高めるため、食に関わるさまざまな職業を紹介する「“食業”図鑑」に加え、食に関わる仕事をしている、先輩へのインタビューも掲載しています。
③食育・食文化への理解を深める工夫が満載
家庭、学校、地域、企業それぞれが進める食育の事例を具体的に紹介しています。食育の意義を理解し、身近なこととして、興味を持って取り組めるように、さまざまな実践例を掲載しています。
また、食文化の継承を意識し、和食や、地域、季節に関する日本の食文化などについても紹介しています。
ワークノートに関しては下記ページよりご確認ください。
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