暮らしを創造する
家庭科は生活を対象として、生活をよりよくするための知識・技能や問題解決の方法を学びます。
その学びは生徒が自身の生活を見つめ、改善するための営みであり、その後の人生において応用可能となる学びです。
そのために、この家庭分野の教科書は社会の中で生活し、生きていくために必要なことがらを、生徒の実態を踏まえて興味関心を引き出すように掲載しました。
さらに先生方の工夫を加えて有効に活用していただければ幸いです。
【監修者】元埼玉大学教授・河村 美穂
〈仕様:A4変型/本文280頁+口絵14頁+折込8頁/学習シール付/オールカラー〉
※編修趣意書、検討の観点と内容の特色、年間指導計画作成資料などの各種資料は、ページ下部の「サポート資料」からご覧いただけます。
中学生にとって身近で、つくってみたくなる、煮る・焼く・蒸す調理題材をそろえました。調理の手順は、縦スクロールに慣れている生徒が見やすいように縦に配置し、各手順ごとの写真を載せることでイメージしやすい紙面構成です。問題解決的な学習につながるコーナーもあります。
●ぶた肉のしょうが焼き(p.114)、 ●ハンバーグステーキ(p.116)、 ●肉じゃが(p.118)、 ●シュウマイ(p.119)、 ●いわしのかば焼き(p.122)、 ●煮魚(p.124)、 ●ムニエル(p.126)、 ●魚のホイル蒸し(p.127)、 ●とん汁(p.130)、 ●筑前煮(p.131)、 ●野菜ときのこのオーブン焼き(p.132)、 ●蒸し野菜サラダ(p.133)、 ●お弁当(p.136)、 ●間食(p.138) ほか
主な調理実習題材は、二次元コードから、オリジナル動画を見ることができ、調理の手順をそれぞれのペースで視覚的に確認することができます。
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基礎縫いやミシン縫いなどの基礎・基本が練習できる題材から、自分のつくりたいものをつくる問題解決的な題材まで、中学生が楽しみながら無理なく取り組める題材を用意しました。基礎縫いやミシンの使い方など、基礎技能を復習できる動画も二次元コードから見ることができます。
●あづま袋(p.185)、 ●ぞうきん(p.185)、 ●ボックスティッシュ携帯用ケース(p.186)、 ●おじゃみクッション(p.187)、 ●私の防災袋(p.188)、 ●布のボックス(p.190)、 ●私だけのオリジナルエプロン(p.192)ほか
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学習指導要領の目標にもある「持続可能な社会の構築」に向けて、SDGsや、伝統文化に関する話題も取り上げています。将来の職業や未来の生活にもつながる「センパイに聞こう!」では、中学生に身近な職業の方のインタビューをお届けします。
プラスチックごみ、食品ロスなどの身近な環境に関わる問題について、生徒が考えるきっかけとなる印象的な写真などを用いて取り上げています。
地域の食材や食文化、浴衣の着方、伝統的な住まいなど、生活文化の継承の大切さに気づけるような資料も掲載しています。
章末の「センパイに聞こう!」では、和菓子職人、衣装デザイナー、防災アプリの開発者など、さまざまな職業に関わる方のインタビューを掲載しており、キャリア教育にも役立ちます。
「メッセージ」では、管理栄養士、保育園園長、消費生活センター相談員のほか、コンビニスイーツの商品開発に関わる方などのコメントも紹介しています。
監修・編著
編著者【五十音順】
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